
マンガあとがきとワンポイントアドバイス
日頃Google Analyticsを見てると、日本以外の国からアクセスが来てることありませんか??
アクセスが多いのは基本的には嬉しいことですが、急に数が増えた時には要注意!
もしかしたら、あなたに危険が及ぶことがあるかもしれません。
今回の記事では、海外からのアクセスとして考えられる可能性と、その対処法をご紹介します!
①純粋に海外で人気!
②リファラースパム
③クローラーbot
純粋に海外で人気!
書いた記事が海外で大バズりした!など、シンプルに嬉しいパターン。
このパターンであれば、安全面での心配はありませんが、残念ながら日本語で書いてるブログである場合、このパターンはほとんどないかもしれません……(笑)
アクセス元は「アクセスした地域」ではなく、アクセスした人の使用しているサーバーが置かれた地域で判定されるため、海外のサーバーを使用している日本の企業からアクセスがあったといった場合もこのパターンに当てはまりますね。
また、海外のSIMカードを使っているスマホやタブレットからアクセスがあった時にも、海外からのアクセスと見なされることがあるようです。
リファラースパム
リファラースパムとは、「リファラー(参照元)を辿る」というサイト管理者の行為を利用して、スパムサイトへの誘導を図る迷惑行為のことです。
少し詳しく書くと、あるページAからリンクをクリックして、別のページBに移ったとき、このリンク元Aがリファラーです。
Google Analyticsではどのようなリンク元から自サイトへ来たのかを調べることができるため、「このアクセスはなんだろう??」と気にした人に、リンクをクリックさせてスパムへの感染をさせたり、個人情報を盗んだりするわけですね。
リファラースパムの見分け方
アクセスがリファラースパムであるかどうかを見分けるには、Google Analyticsからいくつかのポイントを確認するのが良いでしょう。
・直帰率が著しく高い
・1セッションあたりのPV数がほぼ1(回遊していない)
・滞在時間がほぼ0
リファラースパムはリファラーを残すことだけを目的として行動するものなので、サイト訪問後に1ページだけを見て一瞬で離脱をするため、上記のような特徴が現れます。
リファラースパムの対処方法
リファラースパムの対処に関してもGoogle Analyticsから対象のURLをフィルタリングすることで行います。
「アナリティクス設定」から「すべてのフィルタ」を選択し、「フィルタを追加」をクリックしましょう。
対象のURLに対して、フィルタの種類を「除外」に設定したら対策は完了です!

クローラーbot
「クローラー」とは、検索エンジンが情報収集のために自動でサイトを訪問するシステムのことです。
Googleのデータサーバーが置かれているアメリカからのアクセスのものが多く、リファラースパムと違って、回遊性が高いのも特徴です。
クローラーが情報を収集することで、サイトの各ページが検索結果に反映されるようになるため、クローラーの訪問についてはあまり気にしなくても大丈夫です。
以上、海外アクセスとして考えられる理由を3つご紹介しました!
海外からアクセスが会った時には一瞬ギョッとしますが、リファラースパム以外は特に気にしなくても大丈夫です!
アクセス数が不自然に急増した、という時には個別に対応するようにしましょう!
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