【決定版】理想のマイホームを見つけよう! -後編:リノベーション?コーポラティブハウス?物件種別総解説!-

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こんにちは。おいなり夫婦です。

先日公開した「理想のマイホームを見つけよう!(前編)」の記事に続き、今回の記事でもマイホーム探しについてお役立ち情報をまとめていきます。

後編では単純な「マンション」「戸建て」にとどまらず、様々な物件種別について、私たち夫婦が実際に物件選びをした時の感想を交えつつご紹介します。

ご紹介する物件種別としては次の通りです。

物件種別

 ▼マンション
 ・新築(一般)
 ・新築(コーポラティブハウス)
 ・中古(一般)
 ・中古(リノベーション)

 ▼戸建て
 ・建売
 ・売建
 ・注文住宅
 ・タウンハウス
 ・中古

中には初めて聞くものもあるかもしれませんが、順番にご紹介していきます!

■マンション編

お互いの実家がマンション住まいだったためイメージがしやすかったということもあり、私たち夫婦が最初に見た物件はマンションが中心でした。

マンション物件で見た物件種別4種類と、その概要は以下の通りです。

・新築(一般)

物件を探していたタイミングで新築物件として売り出されていたマンションです。

最新の設備と真っ新で綺麗な内装は、まさに人生の夢!とも言えるものですが、当時は新築マンションの価格が高騰していたこともあり、予算の都合上残念ながらあまり候補には入りませんでした。

・新築(コーポラティブハウス)

コーポラティブハウスとは、入居希望者が集まって組合を結成し、自分達が事業主となって土地の取得から設計者・建設業者の手配までを行なっていく集合住宅のことです。

実際には各種プロデュースを行う不動産会社さんとタッグを組んで建設を行っていきますが、かなり自由度を高く、住みたいマンションを建てることができます。

・中古(一般)

別の住人が住んでいる、もしくは退去後のマンションです。

築年数に依存するものの、どうしても新築物件よりも家の状態は悪くはなりますが、価格がその分リーズナブルになります。私たちは比較的築浅(〜10年ぐらい)のマンションを2、3件ほど内見しました。

・中古(リノベーション)

築年数がある程度経ったものの、大規模なリフォームをすることで家の状態を新築に近い・もしくは新築時以上の性能にしたり、付加価値を高めた状態の物件のです。

築25年ほど経ってリノベーションした物件を内見したり、古い物件を購入して自分達でリノベーションすることも検討しました。

それぞれの特徴を表にまとめると以下のような形になります。

初めは一般的な新築物件、中古物件、リノベーション物件などを見ていたものの、私達の場合、趣味専用の部屋を作りたい!という思いがマイホームを持ちたい大きな理由になっており、こういった物件ではその実現が非常に難しそうでした。

そのため、オーダーメイドに近い形で家を用意できる「コーポラティブハウス」が唯一検討できそうな選択肢だったのですが、偶然発見して魅力的に思えたコーポラティブハウスの物件は価格が予算を大きく超えていたため即決ができず、迷っているうちに売れてしまいました。

最終的には「マンションとは縁がないんだな…」ということで、探す物件を戸建てに切り替えていくことにしました。

コーポラティブハウスは今でもたまに物件を見つけると素敵だなぁと思うことも多いのですが、そもそもの物件数がかなり限られるため、「出会いもの」というイメージが強いです。

以下のサイトでは定期的に新規コーポラティブハウス案件の応募者を募集しているため、気になる方は是非チェックしてみてください。

▼archinet
https://www.archinet.co.jp/

▼COPLUS
https://cooperativehouse.jp/

▼COOPRATIVE HOUSE.COM
https://coop-house.com/

▼NENGO
https://nengo-cp.jp/

■戸建て編

戸建ての家としては、以下のような物件種別を検討しました。それぞれの特徴と合わせて表でご紹介します。

・建売住宅

一戸建てを建ててから土地とセットで販売する、オーソドックスな物件です。

複数の戸数をセットで建築することが多く、その分価格が比較的抑えやすいことが特徴かと思います。

誰にも買われずに1年が経過すると「新築」物件ではなくなり、市場価値が一気に下がるため、ギリギリ新築の物件は価格交渉なども行いやすいと言われています。

・売建住宅

まず初めに土地を売り、土地の契約後その土地に建物を建築していくというやり方の物件です。

物件販売時には「参考プラン価格」という形で、ベーシックな間取り・設備にした場合の土地+建物の金額が示されていることが多いです。

ある程度住む人の希望に合わせて間取りや設備のグレードを変更することができます。

・注文住宅

完全にオーダーメイドで建築を行うやり方の物件です。

ハウスメーカーや設計士から、あらゆる内装・外装までを自分の好みに合わせて指定できますが、その分必要なコストが高くなってきます。

デザイン性やオリジナリティーを高めて建築したい人に向いた手法です。

・タウンハウス

タウンハウスとは、「隣の住戸と壁が繋がっている戸建て風の住宅」のことです。

よく似た概念に「テラスハウス」というものがありますが、タウンハウスは建物だけじゃなく土地も隣の住戸と共有している物件、テラスハウスは建物は繋がっているけど土地はそれぞれの所有区分が分かれているという違いがあります。

私たちが見たのは中古のタウンハウスでしたが、一般的な中古住宅よりかなり安い金額で販売されていました。

・中古

マンションと同じく、建築後に一度誰かが入居したことのある物件です。

マンションでも戸建てでも新築物件の価格には「新築プレミアム」が乗っている&10年経つと建物部分の価値は0になると言われていますが、ある程度住宅の状態が生活によるダメージを受けている代わりに、価格面で有利になります。

特徴を表にすると以下のようなイメージです。

マンションと比べると戸建ては、全体的に部屋を自分好みにリフォームできる自由度が高くはありましたが、リフォームにもお金はかかってきます。

そのため、①初期購入コストの低い中古物件やタウンハウスを選んでリフォームする②売建住宅や注文住宅で初めから趣味部屋を作るという2択の間で検討することになりました。

最終的には、②のやり方でコストはある程度抑えられる売建住宅が私たち夫婦の出した結論でした。

早急に新しい家に住まなくてはならない場合などは、建築にある程度時間がかかる売建や注文住宅という選択肢は取れないので、この辺りは新居にいつから住む必要があるかといった要素も関わってくるかと思います。

また、売建の物件にも「建設会社が指定されていて好きなところを選べない」「内装でカスタマイズできる範囲が注文住宅に比べてかなり限られている」などのデメリットもあるため、全ての人にオススメできるやり方とは言えません。

マイホームに対して求めることや、予算などの条件と照らし合わせて最適な物件種別を選んでいただくのが良いでしょう。


以上、私たちが検討したマイホームの種別についてご紹介しました!

今回の情報がマイホームを探されてる方の参考になれば幸いです。

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