簡単!シューケットのレシピ【フランスの国民的お菓子】

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こんにちは。おいなり夫婦です。

旅行とごはんが大好きなおいなり夫婦が、世界の美味しい料理レシピを紹介する「ワールドキッチンサテライト」シリーズ。

第4回は、フランスのお手軽お菓子シューケットをご紹介します。

シューケットとは、小さく絞り出したシュー生地にパールシュガーをまぶして焼いた、焼き菓子・菓子パンの一種です。

フランスでは、ケーキ屋さんではなくパン屋さんで売られていることが多いです。

簡単に作れて、ポイポイつまめるお手軽な焼き菓子です!

★調理時間:~25分 焼き時間:~25分★

材料はコレ!

まずは必要な材料を用意します。

材料(ミニシュー25~30個分)

今回もシンプルな材料です!

 ・無塩バター…25g
 ・水…25g
 ・牛乳…35g
 ・卵…1~2個
 ・小麦粉…40g
 ・砂糖…小さじ1弱
 ・塩…少々
 ・ワッフルシュガー…適量

砂糖はきび砂糖を使用しています。

ワッフルシュガーの代わりに、チョコチップなどを振りかけても美味しいです。

絞り口金について

絞り袋にセットする口金は、基本的にどんなものでもOKです。

大きめの丸い口金を使うとつるっとした仕上がりに、星形の口金を使うとシューの表面がごつごつとします。

お好みで使い分けてみてください!

日持ちもOK!シューケットのレシピ

それでは、シューケットのレシピをご紹介します。

作業工程の写真も載せていますので、まずは記事を読んでイメージを膨らませてみてくださいね。

 ・オーブンを190℃に予熱します
 ・小麦粉は予めふるっておきます
 ・絞り袋と口金を用意しておきます

1. 材料を溶かす

水、牛乳、バター、砂糖、塩を小さめの鍋に入れ、弱火にかけます。

水分量が少なく、お鍋も小さく温まりやすいので、焦げないようにゆっくりかき混ぜながら様子を見ます。

バターが溶けたら、全体をよく混ぜて火を止めます。沸騰させないように注意しましょう。

弱火でもあっという間に溶けます

2. 小麦粉を混ぜる

火を止めた鍋の中に、小麦粉を加えます。

良く混ざったら、再び弱火にかけてゴムベラで混ぜ続けます。

生地全体がカスタードクリームのように黄色くなり、もちっと弾力が出るまで練るように混ぜましょう。

もちもちのひとかたまりになるまでよく練りましょう

3. 生地をボウルに移し、卵を少しずつ混ぜる

鍋の火を止めたら、生地をボウルに移します。

卵を一つだけ割って、溶き卵を少しずつボールに加えてゴムベラで混ぜていきます。

混ざりにくいので、ゴムベラを使ってボールに擦り付けるように馴染ませましょう。

卵は何回かに分けて混ぜていきましょう

ここで生地の柔らかさを一度チェックします。

ゴムベラで生地を持ち上げて傾けたときに、ぼてっと塊となって落ちるくらいが理想です。

落ちた後も形が残るくらいの硬さが良いです

もし、全然落ちてこないようなら、2つ目の卵を使って、少しずつ溶き卵を加えていきましょう。

4. シューを絞る

口金をセットした絞り袋に、生地を入れていきます。

このとき、写真のようにコップに絞り袋をセットすると、簡単に生地を注ぎ込めます。

2.5cm前後の大きさになるように生地を絞っていきます。

絞り袋をコップに被せると安定します。手も汚れません

小さめに絞るときは30個、大きめに絞るときは25個を目安にします。

3.で卵が余っていたら、フォークの裏面に卵を付けて、シューの表面に塗ってもよいです。

最後にワッフルシュガーをシューの上に乗せます。

今回は25個分です

5. 焼いたら、出来上がり!

190℃に予熱したオーブンで、18分焼いていきます。

様子を見ながら、焼き時間を増減させてください。

焼きあがったら、粗熱を取って召し上がれ!

焼きたても冷めてもおいしいですよ~!

ポイントはココ!

最後に、シューケット作りで絶対押さえておきたいポイントをご紹介します。

これでばっちり!シューケット作りのポイント

 ・火にかけている間は混ぜ続けよう!
 ・卵は入れすぎないようにしよう!
 ・生地はしっかりと焼こう!

生地を火にかけるときは、焦げないように弱火であせらずに混ぜていくと良いです。

また、シューケット作りを成功させる一番のポイントは、卵の分量です。

生地を絞っていくうちに手の温度で温まって生地がだれてきますので、気持ち固めになるように卵を足していくのが良いです。

サクサクとした食感のお菓子ですので、しっかりめに焼きましょう。

まとめ

シューケットのレシピ、いかがだったでしょうか?

シュー生地って、ポイントさえ押さえておけば意外と作るのは簡単なんです。

シュークリームと違って生のクリームを使わないので、数日間保存が可能です。湿気らないように密閉容器に入れましょう

でも、作ったらあっという間になくなってしまいますよ!

誰の口にも合う軽くて優しい焼き菓子となっていますので、たくさん作って楽しんでくださいね。

今後もおいしくて体に良いレシピをたくさんご紹介していきますので、お楽しみに!

他のフランス菓子もぜひチェックしてみてください♪

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