みなさんこんにちは。おいなり夫婦です。
このブログに来てくださった方は、少なからず投資や資産運用などに興味をお持ちかと思います。
投資には多かれ少なかれリスクが伴いますが、リスクを取るためには安定した経済基盤が必要です。
今日の記事は、できればあまり考えたくないような不測の事態のことをまとめつつ、そんな時の保険となる生活防衛資金について考えていきます。
▼「目指そう!サイドFIRE」のこれまでの記事はこちら
シリーズ記事一覧
第1回:生活費いくらかかってる?
第2回:収入減に備える!生活防衛資金の考え方
生活防衛資金って?
生活防衛資金とは、何かが起きたときにも生活に困らないように貯めておくお金のこと。
RPGに例えると、「経済的自立」を目指していく人を守る防具や回復手段が「生活防衛資金」と言えます。
それぞれの生活に合った金額を、預貯金など簡単な手続きで引き出せる形で確保しておくことが大切です。
(大ダメージを受けた時に、いちいち街の道具屋に預けた薬草を取りに行くわけにはいきませんよね)
一定の生活防衛資金が貯めて余裕が出てきたら初めて、投資などでリスクを取っていくのが安全なのかなと思います。

僕は割と楽天的だから、生活防衛資金がなくてもなんとかなるんじゃないかと思っちゃうなあ

生活防衛資金0でリスクのある投資をするのはパンイチで魔王城に向かうようなものよ!!
悪いことは突然に…想定されるリスク
「不測の事態」と書きましたが、具体的にはどんなことが突発的に起こり得るでしょうか?
例えば、急に仕事を失ってしまう可能性が考えられます。会社の業績が悪くなって倒産するかもしれませんし、理不尽にリストラをされるということだって考えられます。
あるいは体調を崩して働けなくなって、給料が激減するなんてことも有り得ますね。
もしかしたら、転勤によって急遽引っ越し代がかかるかもしれませんし、持ち家の方であれば天災によって家財に大きな被害が出るかもしれません。
こういった不測の事態が起こると出費もかさみますが、生活防衛資金がないとにっちもさっちも行かなくなってしまいます。
「防衛資金が貯められないけどリスクに備えたい!」という場合に、「傷害保険や医療保険などの各種保険に入ればいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、保険で賄いきれないリスクもありますし、生活防衛資金を貯めれば、払わなくてよい保険料も出てくるかもしれません。
貯めるまでは大変なので遠回りに見えるかもしれませんが、最初に生活防衛資金を貯める、というのが資産を増やす近道なんです。

悪いことは考えたくないけど、実際に起きた時になんのリカバリーもできないのは怖いことだね……

何も起こらずに済んだら純粋な貯金として残るわけだから、あるに越したことはないわよね。
必要な生活防衛資金の目安
ここからは、生活防衛資金に必要な金額の目安をご紹介していきます。
記載しているのは、あくまで生活費としてかかる金額をベースにした参考値であって、実際の必要額はどこまで安全を追い求めるかの考え方で変わってくるのでご注意ください!
独身の場合
独身の方の場合、月々の生活費の約3ヶ月分の金額を貯めておけばひとまずは安泰と言えるかと思います。
3ヶ月分のお金があれば、急に会社を辞めなきゃいけなくなった場合も、失業手当てが出るまで持ちこたえられますし、引っ越しが発生しても十分な金額と言えるでしょう。
子供のいない夫婦の場合
夫婦の場合は、二人の働き方によって多少必要金額が異なってきます。
例えば二人ともが正社員として働いている場合は、独身の場合と同じく夫婦合計の生活費の3ヶ月分のお金が目安になってくるかと思います。
もし、どちらかのみが働いていて、もう一人が相手の扶養に入ってる場合は、生活費半年分ぐらいの金額を貯めておく方が安心でしょう。
子供のいる夫婦の場合
子供がいる家庭の場合は、さらに多くの生活防衛資金があった方が良いと思われます。
子供の養育費や食費などの支出は減らすことが難しく、また子供が働くことができない場合も多いからです。
あくまで目安にはなりますが、生活費1年分程度の生活防衛資金を持っておくことが望ましいでしょう。

安心を追い求めすぎてもキリがないから、バランスが大切よね。

うちは僕が楽天的な分、いなり子が堅実で上手くバランスが取れてるね。
生活防衛資金を貯めるなら高金利なネット銀行!
最後に、生活防衛資金を預けておくのにオススメな金融機関をご紹介していきます!
生活防衛資金は、いつでも引き出せるようにしておく必要はあるものの、比較的大きな金額になるため、ただタンス貯金などで寝かせておくのはもったいないです。
そうなった時に預け先としてオススメなのが、金利の高いネット銀行などの口座。
その中でも私たち夫婦がオススメするのは、ずばり楽天銀行です!
楽天銀行での銀行口座は、楽天経済圏をフル活用していくには必須とも言えるもので、使用すると楽天ポイントが貯まりやすくなるほか、
割とすぐに達成できる条件を満たせば、普通預金の金利も0.1%とメガバンクの100倍近い数値が得られます。
楽天経済圏の活用と、楽天銀行以外も含めたオススメのネット銀行口座については以下の記事でもご紹介しているので、是非合わせてお読みください!
↓楽天経済圏の活用に関する記事
↓オススメのネット銀行口座に関する記事
以上、不測の事態に備えて貯めておくべき生活防衛資金についてまとめてみました!
安定の基盤のもとで、様々なチャレンジをしていきましょう♪
↓第3回の記事はこちら↓
コメント